iPhoneXR iTunesで更新するとエラー4014と出て完了しない状態のデータ復旧です。
診断の結果、NANDの接触不良(はんだクラック)と思われるので、一度NANDを外します。

ICチップにペーストはんだを塗って、はんだボールを作ります。
アンダーフィルや基板パターンの処理をし、取り付けます。


分解し、測定しようと思ったら、部品が取れていました。
これが原因みたいですね。

取れていた部品を取り付けます。

無事電源が入り、データ復旧完了です。

何回やってもアクティベーションできない状態です。

問題を引き起こしているICを交換します。

修理後の写真を忘れました。。。
無事データ復旧完了です。
自然故障による基板ショート、またまたコンデンサが原因でした。
iPhoneX以降の基板修理は、二つの基板を分離する作業が必要です。
自然故障による電源が入らないXsの基板修理動画です。
コンデンサのショートでしたので、簡単に修理できました。

漏電があり、電源ICが熱を持っています。

電源ICを取り外します。
iPhoneより基板が大きく、温度調整が難しいです。

新しいICを準備します。

取り付け後。

到着時DFUモード、何回か脱出しようと試みるも改善無し。
基板を診断すると、NAND(ハードディスク)の電力供給1.8Vの電圧は正常。
電圧は正常だが、抵抗値がとても低く異常あり。
NAND外すと抵抗値が正常に戻り、外したNANDを読取機にかけると読取不可でNAND自体の故障と思われる。
別のNANDに9.7の情報を書き込み、装着すると正常起動可能になります。
元々のNANDが故障で確定、データ保持できない為、修理不可でした。



かなり見にくいですが、真ん中にSONYのロゴが出ております。
新しいパネルに交換しても改善しないとの事なので、基板を診断していきます。

今回は簡単にみつかりました。
コイルなどの部品が焼けちゃって、色もおかしく、変な液が出ていますね。
バックライトを照らす為の電力を生み出すパーツなので、壊れたら光りません。

コイルなど一式を交換して修理完了です。
Androidは基板修理時、回路図などの資料が無いので経験を元に修理しないといけません。
そういった資料だけでなく、パーツも在庫を保有していない事が多いので、修理に時間がかかる場合がございます。
iTunes更新、復元、両方エラーとなりリカバリーモードから脱出できないiPad2018の修理です。
エラー番号からおおよその故障箇所を絞り込みます。
今回はNAND(ハードディスク)自体の故障で、データ保持は不可でした。
修理ついでに、元々32GBだったのを、お客様の希望で128GBにアップします。

ハードディスクを基板から取り外します。

新しいハードディスクを取り付けます。

起動しました。容量も128GBになっていますね。

基板を確認すると本来あるはずの部品が取れておりました。
それが原因で、充電残量が1%のままで増えない状態になっています。
基板の土台も、一箇所なくなっています。

まずは、無くなっている基板の土台を修復します。
同じ電気ラインから、エナメル線を使用し、土台を作ります。

本来あったはずの部品をつけます。
実際はとても小さく、修理ミスでよく飛ばしてしまう箇所です。
そして、飛ばしたことにも気づかない事が多いです。

充電が増えるのを確認できました。
おそらく作業中のミスで、コネクタなどを取る際にピックなどが当たったと思われます。