今日はXSMAXのCPU作業のレポートです。
基板修理の中でもCPUの移植は高難度作業です。
どんなに破損があっても、水没の状態がひどくても、CPUなどのチップ自体が壊れていなければ、それらを別の基板に載せ替える事でデータ復旧はできます。

今回は下の基板は問題なく、上側の基板が原因で電源が入らない症状でした。
測定の結果、CPUの移植が必要と判断しました。

CPU、NAND(ハードディスク)を元の故障した基板から取り外した状態です。


CPUとNANDを正常な基板に取り付けます。

無事起動しました。横にあるのが、元の基板です。
画面ロックがあるという事はデータも残っています。
起動時の日付が10月6日で、故障した日のままですね。